中国、サウジと7兆円の経済協力 首脳会談で合意 

 【北京共同】中国の習近平国家主席は16日、北京の人民大会堂で、サウジアラビアのサルマン国王と会談し、エネルギーや投資分野で総額650億ドル(約7兆3600億円)相当の巨額の経済協力で合意した。

 中国側によると、協力する大型プロジェクトは計35件。首脳会談後、両国の代表者がこれらのプロジェクトを含む経済や金融、宇宙開発などでの協力を確認する計14件の協定・覚書に署名した。具体的な内容は不明。

 サルマン氏は、中国が掲げる現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」に積極的に協力する意向を表明。両首脳は政治的手段による国際紛争の解決やテロ対策の強化でも一致した。


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