舞妓見られる施設の全面改修終了 京都、外国人観光客増で 

文化観光施設「ギオンコーナー」のひのき舞台と客席=16日午後、京都市

 舞妓の京舞など伝統芸能を鑑賞できる文化観光施設「ギオンコーナー」(京都市東山区)の全面改修が終わり、16日に報道陣に公開された。2020年の東京五輪に向け観光客の増加を見込み、昨年12月から工事していた。17日から営業する。

 京舞や狂言の迫力を感じてもらおうと、ひのき舞台を新調。客席は26席増やし197席となった。展示コーナーでは、携帯端末のアプリを使うことで、舞妓の衣装や京都五花街の情報を12カ国語で解説している。

 ギオンコーナーは1962年に祇園甲部歌舞練場の隣にオープンした。外国人観光客に人気で、2015年度の入場者は約8万1千人。


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