シリア北部に千人増派か 米紙報道、司令官が進言へ 

 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポスト電子版は15日、トランプ政権が過激派組織「イスラム国」(IS)掃討のため、米軍がシリア北部に最大千人を追加派遣する可能性が高いと報じた。ISが本拠地とするシリア北部ラッカの奪還作戦を加速させる狙い。ボーテル米中央軍司令官が今月中にマティス国防長官に増派を進言する見通しだとしている。

 地上作戦を担う地元の民兵組織「シリア民主軍」(SDF)への軍事指導や訓練に従事し、当面は戦闘任務を担う予定はない。だが同紙は、シリアの戦況は複雑なため、米軍が直接的な戦闘に関与する可能性が高まると指摘した。


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