日大板橋病院で投与ミス4件 鎮静剤など、心肺停止も 

日大板橋病院=15日午後、東京都板橋区

 日大板橋病院(東京)で2015~16年、患者3人への鎮静剤などの投与ミスが4件相次いでいたことが15日、関係者への取材で分かった。うち1件は、鎮静剤を急速投与された70代男性が一時心肺停止となる重大事案。また同じ女児に対し、鎮静剤と解熱剤の過量投与が短期間に続いて起きていた。厚生労働省は既に病院関係者から事情を聴いており、今後対応策などを詳しく確認する。

 病院側はミスを認め「あってはならないことで深くおわびする。再発防止策を講じている」とのコメントを出した。


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