シリアで連続テロ31人死亡 首都中心部で市民標的 

 【ダマスカス共同】シリアの首都ダマスカスで15日、連続爆弾テロがあり、国営通信によると少なくとも31人が死亡、多数が負傷した。死者数はさらに増える恐れがある。爆発は首都中心部の裁判所と、郊外のレストランで相次いだ。市民を無差別に狙った犯行とみられる。

 シリアでは内戦の発端となった大規模デモの発生から15日で6年が経過。アサド政権の支配下にあるダマスカスでは比較的治安が安定していたが、11日にも中心部で爆弾テロがあり70人以上が死亡したばかり。国際テロ組織アルカイダ系の過激派が活動を強めており、治安悪化の懸念が広がっている。


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