2017年3月15日 18:47 | 無料公開
14日、バンコク郊外のスワンナプーム国際空港で押収されたサイの角(タイ税関提供・共同)
【バンコク共同】タイの税関と警察当局は15日までに、絶滅が危惧されるサイの角21本(重さ約50キロ)をバンコク郊外のスワンナプーム国際空港で押収したと発表した。1億7300万バーツ(約5億6千万円)相当という。警察は空港にいたタイ人の女2人が密輸に関わっていたとみて捜査している。
税関当局によると、サイの角はエチオピア・アディスアベバ発の便で荷物としてバンコクに運ばれた。厳重に施錠されていたことなどから、係官が中身を調べ、アフリカで密猟されたとみられる角が大量に見つかった。
この荷物を受け取りに来た女2人が空港から逃走しており、警察が行方を追っている。