パナ、労基法違反容疑で書類送検 最長138時間残業の疑い 

大阪府門真市のパナソニック本社

 富山県砺波市のパナソニックデバイスソリューション事業部の富山工場に勤務していた社員3人に最長で月138時間の違法な長時間労働をさせたとして、砺波労働基準監督署は15日、労働基準法違反の疑いで法人としてのパナソニック(大阪府門真市)と、労務管理担当の40代と30代の男性幹部2人を書類送検した。昨年6月に死亡し労災認定を受けていた社員は、過労による自殺だったことも判明した。

 パナソニック広報部は「3人に違法な時間外労働を行わせ書類送検されたことは事実。このような事態を二度と繰り返さないよう全社を挙げ再発防止に取り組む」とコメントした。


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