森友、工事契約書に無断押印か 府が来週にも立ち入り 

「森友学園」の小学校用地=10日、大阪府豊中市

 学校法人「森友学園」が計画していた小学校の建築費に関する三つの工事請負契約書が見つかった問題で、大阪府に提出された約7億5千万円の契約書に、設計事務所が国土交通省に「知らない」と説明しているのにもかかわらず、事務所の押印があることが15日、府関係者への取材で分かった。府は契約書に無断で印鑑が使用された可能性もあるとみて、有印私文書偽造容疑などでの告発も検討している。

 一方、森友学園運営の幼稚園への補助金支出に関し、大阪府が21日か22日にも学園側に立ち入り調査する方向で調整していることも判明した。


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