2017年3月14日 22:15 | 無料公開
ノーベル経済学賞受賞者のジョセフ・スティグリッツ米コロンビア大教授は14日、これまで2度延期された消費税率の10%への引き上げに関し「経済成長と消費を抑制する」と述べ、改めて否定的な見方を示した。首相官邸で開かれた経済財政諮問会議に出席した後、記者団の取材に応じた。 教授は2016年3月にも政府の国際金融経済分析会合で消費税率引き上げを見送るよう提言していた。 安倍政権が進める経済政策には「金融政策は成功したが限界がある。継続的な財政政策、政府支出が重要だ」と話した。