万博の関西弁報告書、謝罪し撤回 経産相「センス良くない」 

 世耕弘成経済産業相は14日の閣議後の記者会見で、2025年国際博覧会(万博)大阪誘致の意義などを説明するために経産省が作った報告書最終案の関西弁版が批判されている問題について「おわびして撤回したい」と謝罪した。

 世耕氏は「事前に説明を受けておらず、関西人の私から見てもセンスが良いとは思えない」と述べ、事務方に関西弁版の取り消しを指示したと明らかにした。経産省は同日午前、ホームページから関西弁版を削除した。

 報告書は万博を「人類共通のゴチャゴチャを解決する方法を提言する場」と表現し、具体的な内容について「例えばやな、精神疾患」などと記載し批判を受けた。


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