PKO3カ月分の日報開示 「戦闘収束」も警戒維持 

 防衛省は13日、南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊が作成した、昨年6月2日~同年9月10日の「日報」を情報公開請求に基づき開示した。政府軍と反政府勢力の間で起きた大規模戦闘の5日後には「一応の収束をみせている」としながらも、戦闘に巻き込まれることなどを警戒。緊張が続いた当時の治安情勢を伝えている。

 銃撃戦を伴う大規模戦闘は、部隊の宿営地がある首都ジュバで7月8日に発生した。現地の治安に関し、同月13日に「収束」との言葉を使用する一方、その後も「偶発的な戦闘の可能性は否定できない」などの表現は維持した。


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