2017年3月13日 09:39 | 無料公開
【ニューヨーク共同】国連児童基金(ユニセフ)は12日、内戦が続くシリアで2016年に子どもの死者が少なくとも652人に上り、15年と比べ約2割増加したとする報告書を発表した。14年に子どもの被害の確認作業を始めてから、最多となった。 ジュネーブでシリア内戦の終結を目指す国連主導の和平協議が断続的に開かれているが、戦闘は続いており、子どもの被害も増加傾向にある。ユニセフは内戦当事者に教育施設や病院に対する攻撃の停止と早期の政治的解決を要求している。