トルコ系企業から6千万円 フリン氏、米大統領選中に 

 【ワシントン共同】米メディアは11日までに、米国のフリン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が、昨年の大統領選の期間中にトルコ政府と関係が近い企業からロビー活動の報酬として、53万ドル(約6100万円)を受け取っていたと報じた。

 米国では、外国の機関の代理人を務める場合、司法省に活動内容を登録する必要がある。フリン氏の弁護士は当初届け出ていなかったが、最近になり「潜在的な疑いを排除するため」として届け出たという。

 フリン氏はトランプ政権発足前に駐米ロシア大使と対ロ制裁について協議していたとして、今年2月に辞任に追い込まれた。


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