柴山氏、PKO5原則は維持 「治安落ち着いていた」 

 南スーダンを訪問していた柴山昌彦首相補佐官は11日夜、民間機で成田空港に到着した。国連平和維持活動(PKO)への陸上自衛隊派遣を終える政府方針を伝達するため訪れていた。帰国後、記者団に「首都ジュバ市内の治安情勢は比較的落ち着いていた」と述べ、PKO参加5原則は維持されているとの認識を示した。

 昨年11月に訪問した際より安定しているようだったと説明し、撤収の理由は治安悪化ではないと強調。ただジュバ以外では、部族間の衝突が発生しているとして「南スーダン全体の治安は現在も厳しい」と指摘した。


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