サウジ国王、12日に来日 「脱石油」へ46年ぶり 

 【カイロ共同】サウジアラビアのサルマン国王が12日に日本を訪問する。サウジ国王の訪日は46年ぶり。15日までの滞在中に安倍晋三首相らと会談し、石油依存からの脱却を目指す経済構造改革に向け、民間投資の拡大など日本からの協力を呼び掛ける。関係閣僚や王族、国王の使用人ら計千人を超す大規模訪問団となる見通しだ。

 日本側は、サウジが改革の柱と位置付ける国営石油会社サウジ・アラムコの新規株式公開をにらみ、アラムコ株の上場先に東京証券取引所を含めるよう働き掛ける方針。サウジは日本にとって最大の原油供給国。


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