目の手術に使えるゲル開発 網膜治療で負担軽減

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 眼球の内部を満たし、目の形を保っている硝子体として使えるゲルを開発したと、東京大と筑波大のチームが10日付の英科学誌に発表した。将来、網膜剥離など、目の病気の手術に活用することで、患者の負担を減らせる可能性があるという。

 硝子体は、目に入った光の情報を脳へ伝える網膜と接している。網膜剥離の治療では、硝子体をガスなどで満たし、剥がれた網膜を接着させる手術が行われるが、手術後に入院してうつぶせの姿勢を続けたり、場合によって再手術を受けたりする必要がある。新たなゲルを使えばこうした課題を解消できるとしている。