リカちゃん誕生50周年記念 展覧会やトリビア満載の本 

展覧会のイメージビジュアル((C)TOMY)

 タカラトミーの着せ替え人形「リカちゃん」は1967年7月の販売開始から今年で50周年。展覧会や、トリビアが詰まった公式本の発売など、さまざまな記念イベントが企画されている。

 東京・銀座の松屋銀座では「誕生50周年記念 リカちゃん展」が22日から開かれる。時代の流行ファッションをまとった歴代のリカちゃんや家族、友達の人形約580体がずらり。タカラトミーは展覧会の見どころを「いろいろな時代へタイムスリップしながら、自分が遊んだころの“わたしのリカちゃん”が探せる」としている。

 リカちゃんハウスやショップ、家具などの小物が展示されるほか、誕生時の開発ノートも公開。オリジナルグッズも豊富にそろえ、展覧会の限定リカちゃんをはじめ、約400種類を販売する。4月3日までで、その後は全国を巡回予定。

 13日発売の「公式 リカちゃん完全読本 50th ANNIVERSARY」(講談社・1620円)には「発売当初、おしょうゆ屋さんで作られていた」という驚きの事実とその理由といった、リカちゃんとファミリーのトリビアが満載。開発秘話もつづられている。

 リカちゃんの製造工場を見学できるテーマパーク「リカちゃんキャッスル」(福島県小野町)では、前庭をフランスの庭園をイメージして新装。リカちゃんの“誕生日”5月3日にリニューアルオープンする。

 日めくりカレンダーなど、記念商品も続々と発売。ファンにはたまらない1年となりそうだ。


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