尾瀬山小屋で携帯使用可へ 屋外は白紙、公園協議会 

 福島、栃木、群馬、新潟の4県にまたがる尾瀬国立公園の行政関係者らが集まる協議会が8日、さいたま市の環境省関東地方環境事務所で開かれ、公園内にある施設の通信環境を整備する方針で合意した。今後、必要な手続きや工事が済めば、山小屋などで携帯電話やインターネットが使えるようになる。屋外については白紙という。

 環境省によると、通信大手のKDDIが昨年9月ごろ、特に保全が必要な「特別保護地区」内で、光ケーブルを敷設する計画を打診。同省は今年2月、公園利用に関する小委員会で前向きな姿勢を示していた。この日の協議会でも大きな異論は出なかった。


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