切り花の輸入ピーク、成田空港 歓送迎会控え 

成田空港に到着した切り花を点検する税関職員=8日午後

 歓送迎会シーズンや春のお彼岸を前に、贈り物や装飾に利用する切り花の輸入が成田空港でピークを迎え、東京税関が8日、通関検査の様子を公開した。東京税関によると、成田空港の切り花輸入量は全国の空港や港湾でトップ。

 空港にはコロンビアやマレーシアから到着した切り花の箱が山積みになり、税関職員が色とりどりの菊やカーネーションを手に取って、数量などを確認した。

 切り花を輸入した商社「クラシック」(東京)によると、ピーク時は1日で100万本が到着する。花の生産者の高齢化や後継者不足で国内の切り花の生産は減少、輸入花の需要は増加傾向という。


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