森友学園小学校、不認可の意向 私学審会長「虚偽なら言語道断」 

 大阪市の学校法人「森友学園」(籠池泰典理事長)が、大阪府私立学校審議会(私学審)に提出した小学校設置認可の申請関連資料に虚偽の疑いが相次いでいる問題で、私学審の梶田叡一会長は8日、共同通信の取材に「記載が虚偽であれば言語道断。私学審で決めることだが、普通に考えれば(設置は)不認可だ」と語った。

 学園が府などに提出した資料では、校舎建築費に関し金額以外は同一の工事契約書2通の存在が判明し、推薦入学枠に関する文書も対象の私立学校が事実関係を否定。さらに雇用予定とする教員名簿への公立小男性教員の名前の無断記載や経歴詐称の可能性も指摘され、疑惑が深まっている。


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