GDP改定値、年率1・2%増 昨年10~12月、上方修正 

 内閣府が8日発表した2016年10~12月期の国内総生産(GDP、季節調整値)改定値は、物価変動を除いた実質で前期比0・3%増となった。このペースが1年間続くと仮定した年率換算は1・2%増となり、速報値の年率1・0%増から上方修正された。プラス成長は4四半期連続。

 企業の設備投資が速報値の前期比0・9%増から2・0%増へと大きく引き上げられたことなどを反映した。

 個人消費は横ばいで、速報値の0・01%減とほぼ変わらなかった。野菜の価格高騰などによる買い控えが響いて低迷が続く。公共投資は速報値の1・8%減から2・5%減に下振れした。


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