民進、原発ゼロ法案提出を検討 党大会表明へ調整 

 民進党執行部が、原発エネルギー政策について「原発依存からの脱却が前倒しで実現可能となるよう総選挙に向け検討を進める」と明記した「論点メモ」案をまとめた。「原発ゼロ基本法案」の国会提出も盛り込んだ。7日の党会合に諮り了承を得た上で、蓮舫代表が12日の党大会で表明する方向で調整する。関係者が6日明らかにした。

 「2030年代」と掲げてきた「原発ゼロ」目標について、党大会で「30年」に繰り上げる年限明示は断念したものの、次期衆院選に向け、原発を「ベースロード電源」と位置付ける安倍政権との対立軸を示す狙い。


  • LINEで送る