東京五輪にらみハッカー大会 若手技術者を発掘、育成 

2020年東京五輪・パラリンピックに向け、開かれたハッカー育成大会=5日午後、東京都千代田区

 2020年東京五輪・パラリンピックをにらみ、高度なサイバー攻撃に対抗できる若手技術者の発掘や育成を目指すハッカー大会が5日、東京・秋葉原で開かれた。攻撃と防御両方の技術を競う30歳以下限定のコンテストで、筑波大などの学生4人のチーム「dodododo」が優勝した。

 総務省が五輪に備えて実施しているサイバー防御演習「サイバーコロッセオ」の一環。ハッカー大会のノウハウを持つ日本ネットワークセキュリティ協会と共催した。

 運営側が用意したサーバーを各4人のチームが攻略。国内各地から集まった学生や若手エンジニアによる24チームが、4時間半にわたる熱戦を繰り広げた。


  • LINEで送る