嘉門達夫が万博日本館PR 森のくまさんの“替え歌” 

アスタナ万博日本館のPRイベントに登場した(左から)嘉門達夫、石原良純、三船美佳=東京都内

 カザフスタンの首都アスタナで開催される国際博覧会(アスタナ万博、6月10日~9月10日)の日本館をPRするイベントが東京都内で開かれ、歌手の嘉門達夫が替え歌トラブルのあった「森のくまさん」のメロディーで「アスタナ万博のうた」を披露した。

 同博の「日本館サポーター」を務める嘉門。「許可は取ってないけど、オリジナルの歌詞なので替え歌ではない」と話し、途中でカザフ語も交えながら「アスタナ カザフスタン 万博がやってくる」とギターを手に歌うと、会場はどっと沸いた。

 童謡「森のくまさん」を巡っては今年1月、日本語詞の著作者が替え歌を歌う芸人などに慰謝料を求めるトラブルが発生し、2月に収拾。嘉門は「桃太郎にしようかと思ったが、やっぱり今は森のくまさんかな、と。曲自体は米国民謡なので、どんな歌詞でもOK。著作権のことは全て把握している」と、にやりとした。

 この日はすでに就任している嘉門、落語家の桂歌蔵らに加え、タレントの石原良純、三船美佳が新たに日本館サポーターに任命された。色鮮やかでガウンのようなカザフスタンの衣装をまとった姿を「プロレスラーみたい」と自虐的に評した石原を、三船が「自前かと思うくらい、似合っている」と持ち上げた。


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