エステ超音波機器に注意呼び掛け やけど相談4年で20件 

 国民生活センターは2日、エステサロンが美顔や痩身の効果をうたい体に超音波を当てる機器の施術で、「やけどをした」「腫れた」などと被害を訴える相談が今年2月までの約4年間に約20件寄せられているとして注意を呼び掛けた。

 センターによると、「高密度焦点式超音波(HIFU)機器」と呼ばれ、超音波を特定の部位に集中的に当てて体の表面を傷つけず皮下組織を直接加熱できる技術で、前立腺肥大の治療などで使われている。

 医師資格のないエステティシャンが使うと医師法に違反する恐れがある。サイトなどでHIFU機器を使い痩せるなどとうたうエステが少なくとも20事業者あるという。


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