WHO、鳥インフル感染は峠越す 一部で変異確認 

 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は1日、中国などで感染が広がっている鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)について「現在、人への感染は減っておりピークを越えたとみられる」との見解を明らかにした。WHO当局者が電話会見で述べた。

 突然変異で治療薬タミフルへの抵抗性を持つウイルスも確認されたが、当局者は「絶え間ない変異がインフルエンザウイルスの特徴」であり、過去と比較して数も多くないことから特に懸念していないとした。

 また、人から人への感染例も報告されておらず、現時点でそのリスクも低いと強調した。


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