上野パンダ2日から公開再開 3回交尾、発情収まる 

公開が再開される上野動物園のジャイアントパンダ、リーリー(奥)とシンシン(東京動物園協会提供)

 上野動物園(東京都台東区)は1日、ジャイアントパンダの雄リーリーと雌シンシン(いずれも11歳)の発情兆候が収まったとして、公開を2日から再開すると発表した。発情期を迎え、繁殖のため2月22日から公開を中止していた。3回の交尾が確認され、今後シンシンに食欲の減退や運動量の低下など妊娠の兆候がないか見定める。

 動物園によると、2頭は27日朝と午後に交尾。28日も柵越しのお見合いをしたが、シンシンがリーリーを受け入れる様子を見せなかった。1日は2頭とも相手に強い関心を示さなかったという。


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