象牙市場管理を強化へ 種の保存法改正案を決定 

 政府は28日、印鑑など象牙製品の取扱事業者を、現在の届け出制から登録制にして市場管理を強化することなどを盛り込んだ「種の保存法」の改正案を閣議決定した。今国会に提出する。

 事業の登録時や5年ごとに環境省などの審査を受けることを義務付け、違法行為などがあった場合には登録を取り消し、業務を継続できないようにする。また、無登録で事業をした場合などの罰金を50万円以下から500万円以下に大幅に引き上げ、法人に対しても1億円以下の罰金を科す。


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