2017年2月27日 06:16 | 無料公開
大地震などの災害時に被災地に駆け付け、水道の復旧を助ける「水道災害救援隊」を東京都が発足させる。当番制と登録制で担当職員を確保し、即応できる体制をつくるのは全国の自治体で初の取り組みだ。東日本大震災から6年となる3月11日までに創設し、4月から本格稼働させる予定。 小池百合子知事は「被災地で水の復旧は命に直結するので、一番先に確保しなければならない。支援体制の強化が不可欠だ」と話している。 都によると、これまでも阪神大震災や東日本大震災などで被災地に職員を派遣したが、要請を受けてから人選していたため、時間がかかっていた。