社民、衆院選「存亡懸けた闘い」 5議席以上目指す 

社民党の全国代表者会議であいさつする吉田党首=26日午後、東京都千代田区

 社民党は26日、全国代表者会議を東京都内で開き、次期衆院選を「党の存亡を懸けた正念場の闘い」と位置付け、現有2議席から「5議席以上」獲得へ勢力拡大を目指す活動方針を決定した。民進、共産、自由各党との野党共闘を進めて改憲勢力3分の2割れを実現し、安倍晋三首相を退陣に追い込むとも明記した。

 首相官邸近くにある党本部を東京都中央区の民間ビルへ移し、大型連休明けの5月8日に始動することも発表した。

 吉田忠智党首は衆院選に関し「安倍政治の暴走を止め、改憲を阻止するため、自民党や補完勢力の議席をどれだけ減らせるかが問われる」と、選挙準備の加速を訴えた。


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