WBO、福原判定勝ちで暫定王者 ミニマム級 

WBOミニマム級暫定王座決定戦の12回、モイセス・カジェロス(左)を攻める福原辰弥=熊本県上天草市松島総合センター

 世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級暫定王座決定戦12回戦は26日、熊本県上天草市松島総合センターで行われ、同級2位の福原辰弥(本田フィットネス)が同級1位のモイセス・カジェロス(メキシコ)に2―1で判定勝ちし、新王者となった。

 日本のジム所属の男子世界王者は10人となった。

 主催者によると熊本での世界戦開催は1984年以来、33年ぶり。熊本のジムから初の世界王者が誕生した。

 WBO同級王者の高山勝成(仲里)が負傷の影響で戦列を離れているため、今回の暫定王座決定戦が実施された。暫定王者の福原は、正規王者の高山との統一戦が義務づけられる。


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