松井知事、不認可の可能性に言及 大阪・豊中、森友学園の小学校 

 大阪府豊中市の国有地が、小学校建設用地として学校法人「森友学園」(大阪市淀川区)に評価額より大幅に安い価格で売却された問題に絡み、松井一郎知事は25日、小学校の設立が認可されない可能性に言及した。「財務省が優遇しているなら大問題だし、安定した経営ができないなら認めるわけにいかないというのが(認可を判断する)府教育庁の立場だ」と述べた。

 府私立学校審議会(私学審)は2015年1月、「認可適当」と答申。今月の臨時会合では財務状況や教育方針を疑問視する声が相次いだが、梶田叡一会長は「よほどのことがない限り3月下旬には認可証が交付される」との見通しを示している。


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