中国、交流団体の邦人幹部を逮捕 国家安全危害容疑か 

 【北京共同】中国訪問中の昨年7月に中国当局に拘束された日中青年交流協会の鈴木英司理事長が今月16日、正式に逮捕されたことが24日分かった。関係筋が明らかにした。同筋は容疑について明らかにしていないが、スパイ行為などに適用される国家安全危害の疑いとみられる。

 鈴木理事長には日中交流に尽くしてきた実績があるため釈放への期待を示す関係者もいたが、正式に逮捕されたことで、鈴木理事長が起訴される可能性が高まった。

 スパイ行為に関与したとして2015年に中国当局に拘束された日本人の男女4人も既に全員が起訴され、公判も始まっている。


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