絵本作家まついのりこさん死去 紙芝居の第一人者 

死去したまついのりこさん

 幼児に人気の絵本を手掛け、紙芝居の第一人者だった絵本・紙芝居作家のまついのりこ(本名松井紀子=まつい・のりこ)さんが12日午後9時10分、死去した。82歳。和歌山県出身。葬儀・告別式は近親者で営んだ。喪主は壁画家の長女エイコさんと、パントマイミストの次女朝子さん。しのぶ会を6月2日、東京都武蔵野市吉祥寺南町1の6の22、武蔵野公会堂で開く。

 「じゃあじゃあびりびり」「とけいのほん」など、幼児に好まれる絵本が多く、「ころころぽーん」でボローニャ国際児童図書展エルバ賞。日本独自の文化の紙芝居にも力を入れ、「紙芝居文化の会」代表を務めた。


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