NTT、ビッグデータで新事業 自治体と連携 

インタビューに答えるNTTの鵜浦博夫社長

 NTTの鵜浦博夫社長(68)は24日までに共同通信のインタビューに応じ、自治体と連携してビッグデータを収集し、防災や交通、観光などに役立てる新事業を始める方針を明らかにした。既に札幌市と福岡市で実証実験を始めており、順次、全国に広げていく考えだ。

 鵜浦氏は「さまざまなデータを関連付ければ新しいサービスが生まれる。行政が主体となれば、データは集まりやすい」と説明した。集めたデータは自治体が管理し、地元企業などにも自由に使ってもらう。NTTは、こうしたデータの保護などでビジネスチャンスを狙う。


  • LINEで送る