映画「劇場版　ウルトラマンオーブ　絆の力、おかりします！」（３月１１日公開）の完成披露舞台あいさつが東京都内で開かれ、新旧ウルトラマンたちが登場、世代を超えて愛されるヒーローの格好良さを見せつけた。

　親子連れも多く詰めかけた会場で、主人公ガイ役の石黒英雄ら今どきのイケメンたちに交じって貫禄を見せつけたのはウルトラセブンに変身する森次晃嗣。

　セブンの放送開始は実に半世紀前の１９６７年で、今や７０代の森次は「最近、疲れがきていますけどね」とおどけてみせた。

　ただ、「皆さんにお許しをいただき、元気なら、８０歳になってもウルトラにかけてみたい」と意欲は満々。変身アイテムのウルトラアイを手に、「デュワッ！」と叫ぶ変身ポーズを、変わらぬ迫力で披露した。

　これには、若い石黒も刺激を受けた様子で、「ウルトラマンに参加して良かったと心の底から思っている。これからもその名に恥じないよう、一生懸命頑張りたい」と、熱く語った。