2017年2月24日 10:47 | 無料公開
バノン首席戦略官兼上級顧問=23日、米メリーランド州(UPI=共同)
【ワシントン共同】トランプ米政権のバノン首席戦略官兼上級顧問は23日、米国の環太平洋連携協定(TPP)離脱について「近代米国史における最も重要な転換点」と位置付け、「貿易国家として平等な立場を獲得し、雇用が戻ってくる」として「米国第一」主義を実現する上で正しい判断だったとの見方を示した。
メリーランド州で米保守系団体が主催した年次イベント「保守政治行動会議(CPAC)」で語った。トランプ氏の最側近で、政権内で強い影響力を持ち、過激な政策の“黒幕”とされるバノン氏が公の場で話すのは今年1月の政権発足後初。