米歌手、トランプ氏との面会希望 性的少数者擁護求め 

トランプ米大統領の就任式で国歌を斉唱する歌手ジャッキー・エバンコさん=1月20日、ワシントン(UPI=共同)

 【ワシントン共同】心と体の性が異なるトランスジェンダーに自分の望む性別のトイレ使用を認めるよう公立学校に求めたオバマ前米政権の通達をトランプ政権が22日に破棄したことを受け、トランプ大統領の就任式で国歌を斉唱した若手女性歌手ジャッキー・エバンコさん(16)が、大統領に面会を求めた。ロイター通信が23日報じた。

 姉ジュリエットさんがトランスジェンダーだというエバンコさんは、姉が毎日差別と闘っていることを伝えたいとしている。通達破棄は性的少数者(LGBT)の権利擁護の動きに逆行するとして批判が広がっている。


  • LINEで送る