三菱UFJが米でネット銀 ドル預金獲得狙う 

 三菱UFJフィナンシャル・グループは23日、全米で個人向け金融サービスを開始したと発表した。米国の子会社の免許を活用し、新たなインターネットバンキングのサービスを手がける。米国での融資に必要なドル預金を集める狙いがある。

 各邦銀は日銀の大規模金融緩和による低金利で、国内で利益を上げにくくなっており、米国での事業拡大を加速したい考えだ。

 三菱UFJの新たなネットバンキングのブランドは「ピュアポイント」。傘下のMUFGユニオンバンクの銀行免許を用いる。普通預金の金利を他行と比べて高めに設定し、多額のドル預金の確保を目指す。


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