急な欠勤に罰金契約疑い 名古屋のセブン、書類送検 

 愛知県警は23日、名古屋市北区のコンビニ大手セブン―イレブン加盟店で、アルバイトが急に欠勤すると罰金を支払わせる契約を結んだとして、労働基準法(賠償予定の禁止)違反の疑いで、中国籍の夫婦で経営者の男(37)と店長の女(37)を書類送検した。

 労基法は、働けないことを理由とする違約金や損害賠償を支払わせる契約を禁止している。北署によると、2人は「急にバイトが休むと、自分たちが穴埋めをしなければいけない。自由な時間が欲しかった」と供述し、容疑を認めている。

 欠勤したバイトはいなかったとみられるが、1人は3回遅刻した罰金として、計3万円を支払わせたという。


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