2017年2月23日 19:30 | 無料公開
稲田防衛相、ロシアのショイグ国防相
日本政府は23日、北方領土を含む地域に新たな師団を配置すると表明したロシアに対し、3月20日に東京で開かれる外務・防衛閣僚協議(2プラス2)で詳細な説明を求める方針を固めた。複数の政府関係者が明らかにした。稲田朋美防衛相が、師団配置計画に言及したショイグ国防相に直接問いただす方向だ。
ロシアの師団配置問題に関し、菅義偉官房長官は記者会見で「北方四島におけるロシア軍の軍備強化であるなら、わが国の立場と相いれず遺憾だ」と強調。22、23両日に外交ルートを通じて抗議したことを明らかにした。ただロシアが態度を軟化させる可能性は低いとみられる。