特A、過去2番目の44銘柄 16年産米食味ランキング 

 日本穀物検定協会が23日発表した2016年産米の食味ランキングによると、5段階評価で最上級の「特A」ランクが44銘柄となり、15年産の46銘柄に次ぐ過去2番目の多さだった。次点の「A」は79銘柄に上り、特Aと合わせた比率は87%で過去最高となった。協会担当者は「各地で新品種の開発努力を続けてきた結果だ」と話している。

 産地・品種ごとに全国(東京都、大阪府、沖縄県を除く)の141銘柄について見た目や味、粘りなど6項目で評価した。

 初めて特Aを獲得したのは岩手(県中)産ひとめぼれなど11銘柄。特Aが初めて出たのは神奈川、岡山、高知の3県。


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