日米訓練にオスプレイ6機参加 国内最多、新潟・群馬両県 

 陸上自衛隊は23日、3月に新潟、群馬両県で実施する米海兵隊との共同訓練に、米軍の新型輸送機オスプレイ6機が参加すると発表した。昨年12月に沖縄で機体が大破する事故を起こして以降、日本国内の共同訓練に参加するのは初めて。地元自治体は安全性への懸念を強めている。国内の日米訓練では過去最多の機数となる。

 岡部俊哉陸上幕僚長は、昨年の事故は「機体構造が原因ではない」などとする米側の説明に理解を示し、訓練参加は「問題ない」と強調。今後の陸自配備を見据え、隊員がオスプレイから降下訓練を行うと説明した。

 訓練は群馬で3月9、10日、新潟で13~15日の予定。


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