米州機構事務総長の入国を拒否 キューバ、ビザ発給せず 

 【ロサンゼルス共同】米州機構(OAS)のアルマグロ事務総長が、キューバで22日に開催された反体制派主催のイベントに出席しようとしたところ、キューバ当局が査証(ビザ)の発給を拒み、入国できなかった。事務総長がツイッターで明らかにしたほか、欧米メディアなどが報じた。

 キューバ外務省はイベントを「キューバの内政を不安定化し国際的なイメージを傷つけるための明白で深刻な扇動」と批判する声明を出した。2015年にキューバと国交を回復した米国では、トランプ政権がキューバの人権状況を問題視して政策を見直しており、今後の動きに影響する可能性もある。


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