民進、女性議員増法成立の公算 「男女均等」与党案受け入れ 

民進党本部の屋上看板=2016年6月

 民進党は22日の党会合で、議員選挙の候補者数を男女で同じにするよう政党に促す「政治分野における男女共同参画推進法案」に関し、与野党がそれぞれ提出した二つの法案を一本化する方針を決定した。「男女均等」を目指すとした与党案を受け入れた。他の野党が同調すれば、与野党で法案を出し直す方向だ。今国会で成立する公算が大きくなった。

 昨年5月提出の民進、共産など野党4党の案は「男女同数」を目標に掲げたが、与党との対立が続けば女性の政治参加がさらに遠のくと判断し、成立を優先させた。

 与党案は、自民党が昨年12月、公明党や日本維新の会と提出した。


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