2017年2月22日 18:18 | 無料公開
中間貯蔵施設の受け入れ・分別施設で公開された、土壌を運搬するベルトコンベヤー=22日午後、福島県双葉町
環境省は22日、東京電力福島第1原発事故の除染で出た汚染土壌や草木などの廃棄物を保管する中間貯蔵施設(福島県双葉町、大熊町)の建設現場を報道陣に公開した。昨年11月に本体工事が始まった現場では、今秋の本格稼働に向けて施設の整備が進められていた。
双葉町にある受け入れ・分別施設は、高さ15メートルのテント式の建屋。内部では、土壌を運搬するベルトコンベヤーなどの機器が設置されていた。環境省は今春に試運転を始める。
大熊町にある土壌貯蔵施設では、ショベルカーが穴を掘っている様子が見られた。深さ4メートルまで掘り、遮水シートを敷いた上で汚染土壌を貯蔵する。