都知事、五輪整備費受け入れ表明 都外会場も排除せず 

東京都議会定例会の本会議場に向かう小池百合子都知事=22日午後0時19分、都庁

 東京都の小池百合子知事は22日始まった都議会定例会の本会議の施政方針で、2020年東京五輪・パラリンピックの仮設施設整備費用について、都外会場も含めて負担を受け入れる考えを表明した。「仮設整備は他の自治体が所有する施設を含め、都も負担することを排除せず、検討するよう事務方に指示した」と述べた。

 小池知事は「(五輪開催の課題を整理する)関係自治体との作業チームでは仮設施設に加え、輸送、警備などで膨大な業務があることが明らかになりつつある。都は開催都市としての責任を重く受け止め、真摯に協議を続けていく」と話した。


  • LINEで送る