2017年2月21日 19:36 | 無料公開
家具量販大手ニトリ(札幌市)は21日、北海道小樽市に対し、トイレ改修などの費用として1億円寄付したと発表した。同社の似鳥昭雄会長が「観光都市として、公共施設のトイレを洋式にすべきだ」と提言。小樽市は、市が管理する施設のトイレを順次洋式に切り替えるとしている。 ニトリによると、似鳥会長は20日に市庁舎を訪問。和式トイレがあることに驚き、改修のための寄付を即決した。市によると、美術館、公園など市管理の63施設に和式トイレがある。森井秀明市長は「5年かけて洋式化を進めていきたい」と話した。歴史的な街並みを残す小樽市は近年、多くの外国人観光客が訪れている。