児童ら食中毒症状1047人に 東京・立川の7小学校 

 東京都立川市の小学校7校で給食を食べた児童らが食中毒の症状を訴えた問題で、市教育委員会は21日、発症した児童や教職員が計1047人になったと発表した。入院していた児童8人のうち、同日までに5人が退院。重症者はいない。

 市教委によると、児童らは17日に同じ給食センターが調理した給食を食べ、嘔吐や腹痛などを訴えた。発症が判明したのは20日までに計996人だったが、21日正午時点でさらに増えて児童は970人、教職員は77人となった。

 7校のうち4校は20日に休校したが、いずれも21日に授業を再開した。都の多摩立川保健所が原因を調べている。


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