活性炭で談合か、公取委立ち入り 浄水場などで使用 

 浄水場で水から不純物を除去するためなどに使われる活性炭の納入を巡って談合を繰り返していたとして、公正取引委員会は21日、独禁法違反(不当な取引制限)の疑いで、東証1部上場の化学メーカー「クラレ」(東京)などを立ち入り検査した。

 大阪ガスケミカル(大阪)、水ing、カルゴンカーボンジャパン(いずれも東京)など、計10社以上が検査の対象とみられる。

 クラレと水ingは取材に対して「調査に協力する」、大阪ガスケミカルは「調査を受けているのは事実」とそれぞれ回答。カルゴンカーボンジャパンは「コメントしない」としている。


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